ご遺体の安置方法について
アニマルメモリーでございます。
本日は【ペットさんのご遺体の安置方法】についてお話したいと思います。
私自身でも経験がありますが、愛するペットの命の灯が少しずつ弱くなっていき自分の中でお別れの覚悟を決めていたとしても、やはり灯が消えてしまった姿を見ると 心の中が悲しさや寂しさなどの色々な気持ちでいっぱいになり動揺し、身動きが取れなくなります。
気持ちが少しだけ落ち着いたときに考えるのが、ペットさんの安置方法だと思います。
その安置方法についてご説明させていただきたいと思います。
ペットさんにしてあげれる最期のお世話になって参りますので、お辛い中かと思いますがどうぞ下記を参考に行ってみてくださいね。
ペットさんのご遺体をご自宅などで安置できる日数は夏場で1~2日、冬場で2~3日位と言われております。
少しでもペットさんのご遺体の腐敗を遅らせるには、やはり“冷やすこと”が大切になってきます。
1.まずはお体をケアいたします
普段使用されていたブラシなどで毛並みを整えたり、濡れたタオルやガーゼなどでお体を拭きます。口や肛門なども優しく拭いてケアしてあげてください。
体液や排泄物が何度か出ることがありますが、これは自然なことですのでどうぞ落ち着いてご対処くださいませ。気になるようでしたらガーゼなどを口や肛門等に詰めてみてください。
ペットさんのお体は私たちが想像しているよりも速いスピードで死後硬直がはじまります。
小型動物でしたら問題はありませんが、大型動物の場合は手足が伸びている状態ですとご遺体を安置する箱や火葬炉に入らない場合があります。
ペットさんのお体を、丸まって眠っているときのように手足を胸の方へ優しく折り曲げます。
死後硬直が既に始まっていた場合は、そのまま無理に折り曲げずに様子を見てみてください。
数時間~半日ほど経つと段々とお体の硬直が緩んできますので、そのタイミングで折り曲げてあげてください。
2.ご遺体を安置いたします
□用意するもの
・棺や発泡スチロール、段ボール、衣装ケースなどペットさんが入る大きさの箱
・新聞紙
・ペットシーツ
・タオル(敷くものと掛けるもの)
・保冷剤やドライアイス(ドライアイスが用意できない場合は氷や水を凍らせたペットボトル等)
用意した箱の中に新聞紙を敷き、その上にペットシーツを敷きます。これはご遺体から漏れ出た体液を吸収するために必要な物になります。
ペットシーツの上にペットさんが眠るためのタオルを敷き、その上にペットさんを寝かせます。
3.冷却について
ペットさんを寝かせたら、次は冷却の準備をしていきます。
保冷剤やドライアイス、氷など冷却できるものをペットさんの首の下や脇、お腹や背中を冷やします。
※ドライアイスを使用する場合はお怪我しないよう軍手などを着用ください
冷却効果を維持させるために、保冷剤などは細目に交換してください。
お部屋の温度をエアコンなどを使い低い温度を保つようにしてください。
エアコンの設定温度は使用機種の最低温度で良いと思います。
扇風機やエアコンの風が直接ご遺体に当たらないようにお気をつけくださいませ。また、氷などを使用する場合はご遺体に水分が染みこまないよう、タオルなどで包んで当ててください。
(風が直接あたったり、水分をご遺体にあたえると腐敗のスピードを早めてしまいます)
4.ご葬儀会社にご連絡
ご遺体の安置が落ち着きましたら、ご葬儀会社に連絡をしてご葬儀の日程をお決めください。
5.ペットさんの好きな物を置く
安らかに眠れるように、ご遺体の側にお気に入りだったオモチャや好きなフード、ご家族のお写真などを置いてあげてください。
一緒にご火葬できる物は限られてきますが、今眠っている間だけでも好きなものに囲まれて過ごさせてあげたいですよね。
以上が安置方法についてのご説明になります。少しでも、このブログを読んでくださった方のお役にたてますように…
その他ご不明な事がありましたら、どうぞお問い合わせくださいませ。
ペット訪問火葬 アニマルメモリー
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